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1月, 2026の投稿を表示しています

体がずっしり重くなる部屋

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 会社に入って2年目になる頃、新しいプロジェクトが始まりました。 そのために、新しい部屋を拡張することになりました。 その部屋は自由に見に行っても良いということになっていたので、友人数名と見に行きました。 友人数人とエレベーターに乗り、目的の部屋に到着しました。 エレベーターが開いて、すぐにその部屋に入れる作りでした。 ただ、あまりにずっしりと重い空気で、私は1歩も入ることが出来ませんでした。 明らかに何かいるのが分かります。 霊感のあるナツミもそれに気が付きました。 他の友人たちはそのまま入っていきました。 よく平気だなぁと驚いたのですが、友人たちは何も違和感を感じないようでした。 その後、なんと、私はその部屋でのプロジェクトメンバーに抜擢されました。 ほとんどのメンバーは、もともと持っている仕事との兼任で、その部屋に長くいるのは、私と山本さんという先輩でした。 それでも、もともとの仕事もあるので、一日中いるわけではありませんでした。 私は朝その部屋に入るのに、しばらく時間がかかりました。 エレベーターから降りるのに、とても勇気がいるのです。 入るだけで怖いのですから。 エレベーターが開いただけで、ズシッと重い空気を感じるのですが、職場がその部屋になってしまったため、入らなければなりません。 しかたなく、勇気をだして、初めて部屋に入った時は、ぐにゃりと目眩がし、膝からくずおれました。 こんな先行き思いやられるところからのスタートでした。 その部屋で仕事をするようになってしばらく経ってからのこと、仕事の帰りに山本さんが言いました。 「私、実はちょっと霊感があるんだけど、あの部屋、ちょっとおかしいんだよね。」 それを聞いて私も同じように思っていたと伝えました。 しょっちゅうラップ音はしますし、お互いが話していないのに、部屋の中から人の声がする時があるのです。 人気ブログランキング にほんブログ村

備品室の天井から落ちてくる巨大な顔 A Giant Face Falling from the Ceiling of the Supply Room

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備品室という窓のない部屋がありました。 真っ暗で、電気のスイッチがどこにあるのかも分かりませんでした。 今思うと、あの暗さを感じていたのは私だけかもしれません。 霊が出る場所というのは、やたらと暗くて、光が届きにくいのです。 廊下の明かりもほとんど届かず、真っ暗という印象があったのですが、私にその部屋を案内してくれた先輩は普通に電気をつけていたので、もしかすると、あの暗さを感じていたのは私だけなのかもしれません。 あなたは、こういう経験はありますか? 話が逸れましたが、私の記憶では、備品室は、廊下の明かりだけでスイッチの場所を探すのは困難でした。 私にとっては。 会社に入ったばかりの頃、備品室を案内してもらい、どこに何があるかを教えてもらったのですが、私は怖くてたまりませんでした。 感覚で「何かがいる」と思うのですが、得体の知れないものなのです。 霊が1人2人ではありません。 それよりも、なにか大きなものです。 そして、その部屋に行くのが嫌だったもうひとつの理由は、その部屋からはドーーン!という大きな音がするからです。 先輩に備品室について説明を受けていると、嫌な気配がどんどんと高まってきました。 「来る」 と思いました。 すると、先輩の背後に2~3メートル程はあろうかという巨大な顔が落ちてきました。 おじさんの顔です。 見た目は鬼太郎に出てくる『つるべ落とし』にそっくりでした。 あのドーーンはこの顔が落ちてくる音だったのです。 私が固まっていると、それはまたするすると上に上がっていき、消えました。 先輩は何も見えていないようでした。 ただ、私が話をちゃんと聞いていない様子であるとこは見抜いており「ちゃんと分かったのか?」と何度も聞かれました。 そうこうしていると、またあの気配が高まり、ドーーン!と顔が落ちてきました。 私は早くそこから出たくて、無理やり分かったということにして、部屋から出ました。 なんという嫌な後輩でしょう。 その後も、会社にいると、時々、ドーーンと大きな音が聞こえてきました。 あぁ、あの顔が落ちてきたんだなと、その度に思いました。 それから、私が備品室に行くことはほとんどありませんでした。 その後、備品は総務部が管理することになり、総務に伝えて備品を貰うことになったので、私が備品室に行くことはなかったのです。   ...

得体のしれない何かが、人間のふりをしていることがある

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 幽霊や妖怪のようなものが大量に出る会社で働いていたことがありました。 その会社には、ガラス張りになっている部屋がありました。 私はその部屋が怖かったので、あまり近づかないようにしており、その部屋の担当のミカちゃんに用があっても、入らずに入口から声をかけていました。 その会社では、昼休みに電気を消します。 節電と、お昼休みにお昼寝をする人が多いためです。 電気が消えて暗い中、友人のナツミがその部屋の前を通りがかりました。 ガラス張りの部屋をみると、奥のすりガラスになっている辺りに、ミカちゃんの影が見えました。 昼休みもだいぶ過ぎているのに、仕事をしている様子です。 ナツミが入り口から声をかけました。 「ミカちゃん、お昼行かないの?」 と声をかけると ミカちゃんは 「後で行くー」 と返事をしました。 その後、昼休みが終わり、気になったナツミが、先程のことをミカちゃんに聞きました。 すると 「え?昼休み始まってすぐに外に出てたよ」 との返事が。 じゃあ、あれは一体…? しかも返事の声もミカちゃんだったそうです。 それから、ナツミは 「ミカちゃんの偽物が出る」 と言うようになりました。 私はミカちゃんの偽物なんて見たことがありませんでした。 私は自分が見たもの、感じたものしか信じないため、半信半疑でした。 よく考えると酷いですね。 私はナツミ以上におかしなことばかり言っているのに、ナツミはいつも優しく聞いてくれていましたし、私の感覚を否定することもありませんでした。 ナツミは、それから時々ミカちゃんの偽物を見ることがありました。 でも、直接姿を見ることはありませんでした。 すりガラスの向こうに見えたと思ったら、全く違う場所に本物のミカちゃんがいたり、「ナツミちゃん」と声をかけられたと思ったら、ミカちゃんはずっと遠くにいるなんてことが続きました。 ある時、私が例のガラス張りの部屋の前を通ると、クリアなガラスの向こうでミカちゃんが仕事をしているのが見えました。 私はそのまま通り過ぎ、ナツミの所へ行くと、そこにミカちゃんがいました。 慌てて振り返ると、先程のガラス張りの部屋には誰もいませんでした。 私を追い越さずに、先にナツミの所へいくのは不可能です。 こうして私もミカちゃんの偽物を見ることとなりました。 人気ブログランキング にほんブログ村 I once worked...

湯船につかると体から出てくる白いモヤ

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  幼稚園の頃や、小学校低学年低学年の頃は、認知の違いに訝しく思うことが多い時期でした。 今は霊感のスイッチをオンオフして、他の人に見えるものなのか確認することが出来るのですが、その技術を会得したのは大人になってからでした。 母と弟とお風呂に入った時のことです。 弟は湯船に浸かると、まるで蒸気機関車のように、白い蒸気のようなモヤを勢いよく身体中から出すのです。 湯気ではありません。 だって、お湯の中で見えるのですから。  よく見ると、私からも出ていましたが、弟ほどの勢いと量はありませんでした。 母はというと、とてもノロノロとほんの少しずつ出ていました。 これがなんなのか分からなくて、母に聞いたのですが、母には上手く伝わらなかったようです。 「産毛についた気泡だ」とはじめは言われたのですが、それとは違います。 気泡は、よーく見るとたしかに産毛に付いています。 でも、私が言っているのは身体中から勢いよく吹き出ている白いモヤです。 その白いモヤは白い絵の具を垂らしたように真っ白で、気泡とも違います。 体から勢いよく吹き出しますが、しばらくすると透明になっていきます。 私はどうしても知りたくて、何度も訊ねました。 すると母は何を思ったのか「じゃあ、垢だよ」と言いました。 こんなに激しく垢を噴出する弟…驚愕です。 私は弟と一緒に湯船に入っていましたが、慌てて飛び出しました。 垢だとしたら汚すぎます。 それから私は弟にしっかりと体を洗うように言いましたが、どんなに体を洗っても、湯船に入ると、白いモヤは噴出しました。 私も同じく、体を2度洗ってから湯船に入っても、関係なく白いモヤが出ていました。 これはどうやら垢ではなさそうだ。 とは思ったのですが、正体は分かりませんでした。 それから何年も何年も経ってから、江原啓之さんがオーラの泉でその白いモヤのことと思われる話をしていて、衝撃が走りました。 それはエクトプラズムというもので、エネルギーの老廃物なのだそうです。 湯船に浸かると、体から白いモヤのように出てくるとお話していました。 世の中には、ちゃんとスピリチュアルの知識もあって、見える方もいるのだなと知り、なんだか安心した出来事でした。 When I was in kindergarten and the early years of elementary sc...

もののけ姫にも出てきたコダマの話

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  小学校低学年頃、母と弟と林がある場所へ出かけました。 その林は木々がとても大きく育っていました。 私は1本の木の前に目が釘付けになりました。 その木は木の幹にウロがあり、少し大きめの穴が空いていました。 でも、ただの穴ではないんです。 その穴には、赤ちゃんのようなものが入っていました。 赤ちゃんにしては、とても小さく、人形の『メルちゃん』よりも小さいくらいのサイズです。 そして、おでこには大きなコブがあり、頭もとても大きかったのです。 瞑っている目もとても大きく、宇宙人のグレイにも似ていました。 ただ、肌は木より薄い色で、少し緑っぽい色でした。 触って確かめてみたかったのですが、 「噛みつかれたらどうしよう」 と怖くなり、触ることは出来ませんでした。 母にこれがなんなのか聞いたのですが、母は 「ただの穴だよ」 と言いました。 私は、その穴に入っているものについて聞きたかったので、そう聞きましたが ただの穴 何も入っていない と言われました。 赤ちゃんのようなものが、木と同系色なので、母にはよく見えていないのかもしれないと思いました。 目の良い弟にも聞きましたが、弟は 「怖いからやめて!」 と言いました。 何が? たぶん怖いのは私のことです。 その日はそのまま家に帰りましたが、木の中に赤ちゃんかもしれないものを置いて帰るのがとても心残りでした。 夜になると、目を覚まして泣いているかもしれないとか、食べ物もないとか、心配でたまりませんでした。 翌日、そこに行くと、まだいました。 そしてまた別の日にも。 雨が降った日は行けなかったので、心配していましたが、その翌日には、少し大きくなっていることに気が付きました。 やがて、その穴には窮屈そうになっていきました。 どうやら、赤ちゃんは困っていなさそうなので、しばらく行かない日が続きました。 久しぶりに行った時、そこには、ただの、穴しか空いていませんでした。 産まれたんだ。 と思いました。 それから何年も経って、大人になってからら信頼できる友人にこのことを話したら、なんと、その友人も同じものを見ていました。 私は外見の特徴を話していなかったのですが、友人が書いた絵は、まさに私が見たものと同じでした。 江原啓之さんがどこかで話していた、木霊かもしれないと思いました。 木霊といえば、そう、もののけ姫に出てくるコダマです。...